株式会社リゾームを退職しました
今年いっぱいをもちまして、株式会社リゾームを退職しました。
在籍期間としては31日まであるのですが、明日より有給消化期間に突入するため、本日が最終出社日となります。
初出社なう
— Takafumi Yoshida (@zephiransas) 2013年1月4日
初出社が2013年の1月からなので、きっちり4年。
かと思いきや、実はその前からお手伝いに半年ほど入っていたので、実質4年半 くらいの在籍期間でした。
なぜ転職するのか
最初に強く言っておきますが、自分が転職するのは決して今の会社が嫌になったとかではない、ということです。
いまでも「岡山でエンジニアとして幸せに働ける会社」の1つはリゾームであると、断言できます。
現に岡山のエンジニアコミュニティの主要なメンバーが数多く在籍していますし。 (一部では、いい意味で「大都会の人材ブラックホール」なんて呼ばれてたくらいですからw)
しかし会社の状況も、4年前からは変化します。
自分はどちらかといえば、サービスの立ち上げ期などで、機能を素早く実装するフェーズを得意とするエンジニアだと思っています。
また、自分が得た知識を実際の業務で使うことに喜びを感じるタイプなので、サービスの成長とともに、そういったことがしにくくなってきた側面というもあったかもしれません。
サービスが成長すること自体は、大変嬉しいことなのですが。
ともあれ
- 技術が好きなエンジニアと仕事がしたい
- イマドキの普通な開発プロセスを経験したい
- 受託ではなく自社サービスの開発・運用をやりたい
- Mac or Linux or Windowsなど、希望の環境で開発したい
- 岡山を離れたくない
など、こういったキーワードにマッチする人であれば、ぜひリゾームを目指してほしいと思っています。
転職活動
実は、転職そのものについては2016年末くらいから、ゆるゆると情報収集などをやってました。
そこで感じたのは、巷ではIT系は売り手市場なんて言われますが、やはり40歳を超えると、とたんに転職活動は厳しくなるなーという印象です。
実は転職ドラフトにも登録したのですが、相当表立った実績がないと厳しいというイメージでした。
(このあたり、ここでは書かないので興味ある人は直接訊いていただければ)
また、今回の転職活動を通じて自分が実感したのは、普段からいまやっていることの棚卸しをキチンとやっておいたほうがいいと言うことです。月末に1回とか、プロジェクト終了時とか、区切り区切りで棚卸しして、自分の経験値をちゃんと目視できる状態にしておくのは大変有効だと思います。
なぜなら、自分がいままで業務を通じて得た経験とかを、後でまとめるのは非常に難易度が高い(というか無理)と思うので、普段からまとめておくと転職時にもレジュメを簡単に書けるようになるので便利です。
例えば
- 業務でどんな役割を経験してきたか
- プロジェクトで使っているテクノロジーに対して、どれほど知識を深めたか
- どのような問題を、どのようなテクノロジーで解決したか
上記以外にも
- ブログ、書籍などアウトプットがあるか
- 勉強会への登壇、運営など、エンジニアコミュニティにコミットがあるか
などを記録しておくといいと思います。
こういった情報をまとめるのに便利なテンプレもあるので、これでまとめるのもオススメです。
Next Step Project
次の会社には、年明けから出社する予定になっています。某ブログが有名な会社ですねw
最初の仕事も「ジョインしましたエントリを書くこと」らしいので、入社しましたのお知らせは、そちらでできるかと思います。
1月中は研修のため東京住まいになりますが、それ以降は岡山からリモート勤務の予定です。東京にいる間、普段はなかなか会えないコミュニティの皆さんにお会いできれば、と思っていますので、お暇な方はぜひお声がけください!
最後に
新しい道を選択するにあたって快く送り出してくれた、最高に素晴らしいチームの仲間と、リゾームの全社員・全関係者の皆様に、心から感謝いたします。
特に中山社長は、退職をお伝えしたあとで「またいつでも出戻ってくれていいんだよ」とおっしゃっていただいたことは鮮明に覚えています。「はたして自分はこの会社に貢献できたんだろうか?」と心のどこかで思っていた自分の迷いを晴らすには十分なお言葉をいただき、ただただ感謝の想いでいっぱいです。
またリゾームの皆様にお会いしましたときには、さらに成長した姿をお見せできるよう、今後も更なる努力を重ねてまいります。